オンライン英会話、ネイティブキャンプのレッスン記録8回目。
今回は、こんなシチュエーションの時に何て言うか、絵を見て答えていくレッスンでした。
そこで出てきたsomeoneとanyoneの使い方について、先生に直されたポイントを書いていきます。
someoneとanyoneは別もの
今回の、「絵を見てシチュエーションごとに何て言う?」レッスンの中で、使い方を間違えて先生に直されたのが、someoneとanyoneでした。
そのシチュエーションは1人の人がもう1人にコソコソ話をしようとしている絵でした。
相手に、「2人だけの内緒だよ。(英語で)」
と言われたらアナタは何と返す?
と先生に聞かれました。
内緒話をする相手に対して、「大丈夫、誰にも言わないよ。」
みたいな事を言えばいいんだなと理解した私は英語でこう言いました。
「I will not tell to someone.」
そして先生が直してくれた文章はこちらです。
「I won’t tell anyone.」
あれ、someoneじゃないのね?
あれ、えーーっと、someoneとanyoneの違いが分からなくなってきた。
もやもやしたのでレッスンの後に調べてみました。
「誰か1人」と「誰でも何人でも」
分かっている様でちゃんと理解していなかった、someone,anyoneとついでにeveryoneの違いについてまとめてみました。
- someone=その場にいる・いない関係なく不特定の1人をさす、誰か
- anyone=その場にいる・いない関係なく、不特定の誰でも
- everybody=その場にいる全員
まずsomeoneとanyoneについては、「誰」の範囲を限定していません。
それに対し、everyoneについては、「全員」の範囲を限定しています。
私の解釈では
- someoneは不特定多数の中のたった1人の誰か
- anyoneは不特定多数の誰でも
- everyoneはその単語を発する人が決めた範囲の中に居る全ての人
です。
これが分かれば先ほどの先生の修正も納得です。
つまりanyoneっておおげさに表現すると、こんなイメージ。
ヒミツのコソコソ話を、「誰か1人だけ選んだその人には言わないわ。」だと、じゃあその他大勢、地球上に居る人には言っちゃうもんね~、へっへへ~ん。」って言ってる様なもんです。
これはひどいですね、信用問題に関わります。
知らないで英語ネイティブの人に使っていたら結構イヤな奴になっちゃいますね。
なので、「誰にも言わないわ。」と英語で誓う時には、この世で人と呼べる全ての人に言わない、という意味を込めてanyoneを使うのが正解でした。
おまけで「everyone」も載せましたが、「誰」の範囲を限定して、その限定した範囲内の全員に向けて使うのが「everyone」です。
will notはwon’tに省略
先ほどの、「誰にも言わないわ。」の~しないわを「I will not ~」から「I won’t ~」に直された時、はじめはwon’tがwill notと同じ意味だと思いませんでした。
んーー?みたいな顔をしていたら先生が、「何とか何とかshortで」って言っていたので、あぁなるほどwill notの省略形なのね、と理解しました。
英語の省略形というと普通はcan not⇒can’tみたいに、間の文字を少し削って作りますよね。
なのでwill not⇒won’tだと文字が入れ替わっちゃてるし、最初は別物なのかなと思いましたが、文字が変わる場合もあるんだと、勉強になりました。
tellにtoは要らない
先ほどの修正でもう1点直されたのがtell to someoneのtoです。
誰々「に」なので英語だとtoかなと思い付けたのですが、これは要らなかった様です。
tell/話す・言うを使う時は、tell someoneやtell anyoneにするか、tell the secret to someoneやtell the secret to anyoneのV(動詞)+O(目的語)+C(補語)の形にして使うんですね。
小さな事でもおかしな使い方はどんどん直してもらって正しい英語を使い慣れていきたいです。
まとめ
今回はsomeoneとanyoneの意味と使い方について書きました。
いままで「誰か」と英語で言いたい時は、何気なくどちらかをチョイスして使っていましたが、どちらを使うかで全く文章の意味が違ってきてしまう事が分かりましたね。
ついでにwill not⇒won’tとtellの使い方も簡単におさらいしました。
「I won’t tell anyone./誰にも言わないわ。」
実際にはどんなシチュエーションで使えるかな?
Good looking guyに「君と僕2人だけの内緒だよっ!」てささやかれた時がいいなとか妄想しつつ、いつかその時のためにしっかりと練習しておきます。